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中等理科教育の質の向上プロジェクト
第3期に向けて
本プロジェクトは2013年12月において、第2期までプロジェクトを遂行しています。
カウンターパートであるモンゴル国立教育大学学長を始めとして担当責任学部長及びそのスタッフ、直接裨益者となっている現職理科教員や生徒達、その他の関係者の方々から、「モンゴルのあるべき理科教育の方法を示してくれている」と評価をいただいているプロジェクトです。
同国の教育文化科学大臣が、プロジェクトの重要性を認識し、その実施効果に対する高い評価と大きな関心を示されており、プロジェクトの実施中に使用されたモデルとしての理科教材を自国で開発したいとして関係者に開発の指示を出すなど、プロジェクトによる効果を積極的に活用すべく対応も進められています。2013年9月5日にALL Net理事長 城所と市川理事が、ガントモル大臣を表敬訪問した際には、大臣から以下のようにプロジェクトに対する評価をいただいています。
- 「モンゴルでの理科教育が遅延している中、タイミング良く本プロジェクトは実施されている。見る見るうちに成果が出て来ている。このようなプロジェクトを実施して頂き、感謝申し上げる。」
- 「教育大学の関係者や学生からも高い評価が自分(大臣)のところに接頭している。そんな次第もあり、自分(大臣)より教育大学の学長に理科教育のプログラムを見直すよう指示を出しました。」
また、去る10月10日、名古屋大学学長がモンゴルを訪問し同教育大学ジャダムバー学長と接見した際にも、名古屋大学学長に対して「日本からの本プロジェクトは大変有意義なもので、このようなプロジェクトを通じて教育支援していただいていることに対し関係者と共に日本へとても感謝している。」とのメッセージがあったと連絡をいただきました。
ALL Netでは、本プロジェクトの第3期を区切りとして、プロジェクトの基本理念とする技術の移転を図り、同国の理科教育の質の向上に貢献すべく第3期の実現に向けて鋭意努力しています。